リオーヴ ブログ

バイテン

2012.10.25 Thu 16:57

最近ふと頭の中をよぎった言葉がありました・・・バイテン

『売店』ではありません、8×10をエイト・バイ・テンと言います、略してバイテン。

その8×10とは何なのか、それは写真撮影のフィルムサイズの事です。

一般の方はもちろん最近のプロカメラマンさんでも馴染みのないこのバイテン

8インチ×10インチ、約20cm×25cmのシート状のフィルムで1枚1枚暗室で専用のホルダーに入れて使用します。撮影も1枚ずつしか出来ませんから時間も手間もかかります。

一般の35mmフィルム面積に対して約53倍の大きさを誇る巨大なフィルム、そんなフィルムを使用するのですからカメラもかなりの大型です。

プリント方法も拡大率が全くない印画紙の上にフィルムを置いてプリントするという密着プリント(ベタ焼き)が基本ですからその出来上がった写真の緻密さや素晴らしさを一度見てみると何も言葉に出来ません。

フレーミングからピント合わせ・露出の決定・フィルムの装着・シャッターを切る・フィルム現像・プリントといった一連の作業をすべてフォトグラファーが行わなくてはならない写真の原点ともいえるこのシステムを準備が整えば何らかのカタチで復活させてみたいと考えています。

デジタルカメラ全盛で写真とういものが軽薄短小になってるこの時代だからこそ写真1枚にエネルギーを注ぎ込める昔ながらのローテクが改めて見直される時なんじゃないかと。

まずはホルダーにフィルム装填の練習(復習)から始めないといけませんね!

 

 

 


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comment

  1. monstera

    バイテン、迫力たっぷりですね!
    川本さんが撮るバイテン写真、ぜひ見てみたいです。

    おっしゃる通り、デジタル主流の時代だからこそ、
    文字通り一球入魂の写真の価値が高まりますよね。

    フルサイズの53倍。驚きです。。。

  2. riove

    monsteraさま
    デジタルとアナログ両方が体験出来るのは今の時代しかないかもしれません!
    そんな時に生きてるからこそやらなければならない事だと思ってます、タイミングが合えばチャレンジしたいですよ。
    あえて時代の流れに逆らってみるのも楽しいかもしれません。

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